HTTP機能で提供されるURLの説明
SeikaCenterのサポートは終了いたしました。
この製品に修正や機能拡張は今後行われません。現時点での最新版のダウンロードは可能です。
後継プロダクト AssistantSeika をご利用ください。
概要
20200301/uでの説明です。
SeikaCenterのHTTP機能を有効にすることで提供されるURLの説明です。
エントリーポイントURL
以下のエントリーポイントURLが利用可能です。
メソッド | URI | 説明 |
---|---|---|
GET | /AVATOR | SeikaCenterで利用可能な話者の一覧を返す |
GET | /AVATOR2 | SeikaCenterで利用可能な話者の一覧を返す |
GET | /AVATOR2/{cid} | 指定cidの話者のデフォルトパラメタ情報を返す 例: /AVATOR2/2000 → cid=2000の話者のデフォルトパラメタ情報を返す |
GET | /AVATOR2/{cid}/current | 指定cidの話者の現在のパラメタ情報を返す 例: /AVATOR2/2001/current → cid=2001の話者の現在のパラメタ情報を返す |
GET | /app/{path} | 指定pathの静的コンテンツを返す。SeikaCenterの設定2タブの設定値“ワークフォルダ”の直下にあるフォルダ名“app”をドキュメントルートとして処理する。 |
POST | /PLAY2/{cid} | 指定cidの話者に発声させる |
POST | /SAVE2/{cid} | 指定cidの話者の音声データ(wav)を返す |
POST | /SAVE2/{cid}/{sampleRate} | 指定cidの話者の音声データ(wav)をサンプリングレート sampleRate でリサンプリングして返す |
GET | /EFFECT/{cid}/clear | 指定cidの話者のエフェクトパラメタ、感情パラメタをクリアする |
GET | /EFFECT/{cid}/param/{value} | 指定cidの話者のエフェクトパラメタparamに値valueを設定する |
GET | /EMOTION/{cid}/param/{value} | 指定cidの話者の感情パラメタparamに値valueを設定する |
GET | /PLAY2/{cid}/{talktext} | 指定cidの話者にテキストtalktextを発声させる |
GET | /SAVE2/{cid}/{talktext} | 指定cidの話者にテキストtalktextを発生させた音声データ(wav)を返す |
GET | /SAVE2/{cid}/{sampleRate}/{talktext} | 指定cidの話者にテキストtalktextを発生させた音声データ(wav)をサンプリングレート sampleRate でリサンプリングして返す |
REST API風アクセス
/AVATOR2 で利用可能話者の一覧を取得できます。
/AVATOR2/{cid} で話者cidに割り当てられているパラメタを取得できます。取得したeffectsの内容がエフェクトパラメタ、emotionsの内容が感情パラメタの一覧になります。
/PLAY2 で音声発声、/SAVE2 で音声データ取得、が実行されます。
リクエストのBODYにJSON形式のパラメタ情報を設定してください。
{ "talktext":"おはようございますー!", "effects":{ "speed" :1.0, "volume" :1.0, "pitch" :1.0, "intonation":1.0, }, "emotions":{ "喜び" :1.00, "悲しみ" :0.20 } }
SeikaCenterに情報が転送されます。
また、変更が必要なパラメタのみ渡せるので、以下の形式でも構いません。
{ "talktext":"おはようございますー!" }
GETオンリーアクセス
GETメソッドだけで操作したい場合にこちらを使います。
最初に /AVATOR2 で利用可能な話者のcidを取得、/AVATOR2/{cid} で適用可能なエフェクト・感情、のパラメタ名と設定値範囲を取得します。
その後、/EFFECT/{cid}/{param}/{value} や /EMOTION/{cid}/{param}/{value} でエフェクト・感情パラメタに値を設定します。
/EFFECT/2000/pitch/2.00 /EMOTION/2000/喜び/0.60
上記はエフェクト pitch に 2.00,感情パラメタ 喜び に 0.60 を指定した例です。日本語文字列はUTF8のテキストをURLエンコードしたものになります。
/PLAY2, /SAVE2 はURI最後にURLエンコードしたUTF8のテキストを付与します。
/PLAY2/2000/こんにちわー
talktextで適用可能な長さ等の制限については検証していません。各環境で利用者自身が判断してください。
簡易Webサーバ機能
/app から始まるURIは簡易Webサーバ機能で使用されます。GETメソッドのみサポートされます。
/app/{path}はSeikaCenterの設定2タブで指定したワークフォルダ直下に配置したフォルダ“app”をルートフォルダとしてコンテンツを返します。
例えばワークフォルダが C:\Work だった場合、/app/index.html のリクエストに対するレスポンスコンテンツは、C:\Work\app\index.html となります。
サンプリングレート変換機能
製作者環境下で試したものだけ。
# | メソッド | URI | 説明 |
---|---|---|---|
1 | POST | /SAVE2/{cid} | SeikaServer利用時は音声がモノラル化される。たいてい44.1kHzだけど稀に48kHzの時がある。 |
2 | POST | /SAVE2/{cid}/8000 | SeikaCenterでキャプチャした音声を8kHzモノラルにリサンプリング。 |
3 | POST | /SAVE2/{cid}/16000 | SeikaCenterでキャプチャした音声を16kHzモノラルにリサンプリング。 |
4 | POST | /SAVE2/{cid}/22050 | SeikaCenterでキャプチャした音声を22.05kHzモノラルにリサンプリング。 |
5 | POST | /SAVE2/{cid}/44100 | SeikaCenterでキャプチャした音声を44.1kHzモノラルにリサンプリング。 |
6 | POST | /SAVE2/{cid}/48000 | SeikaCenterでキャプチャした音声を48kHzモノラルにリサンプリング。 |